アンティークのイギリス家具

イギリスらしい家具と聞いてどのような家具を思い浮かべますか?
イギリスアンティーク家具と言えば、やはり紳士の国。ではジェントルマンとはもともとどのようなものだったのかを説明します。
16世紀から20世紀初頭にかけて、イギリスの支配階級である地主貴族や大地主のことをジェントリと呼ばれていたことが起源です。
これから紹介するジェントルマンスタンドやシェービングスタンドはその当時の貴族の方の身だしなみを整えるために作られた家具です。
イギリスのジェントルマンというとシルクハットをかぶり、ステッキを持って、仕立てたスーツを着ていてひげを生やしているというのが皆さんが思い浮かべる感じでしょうか。
シェービングスタンドはその名の通り、ひげを整えるために作られた、鏡の角度を変えられる家具です。珍しい家具ですがなんとデザイン違いで2つも在庫があります(画像をクリックすると詳細が表示されます)。


KW150のシェービングスタンドは中央部分が収納になっているため、くしやスタイリング剤などを中に収納しておくことができます。KW196のシェービングスタンドは収納がない分軽く移動も楽に行えます。
女性の身だしなみを整えるための大きな鏡の付いたドレッサーは見たことがある方も多いかと思います。だいたいの作りが女性は座って行うように作られていますが、今回ご紹介するジェントルマンスタンドは立ったまま使う仕様です(画像をクリックすると詳細にとびます)。
鏡の角度が変えられたり、引き出しや扉収納があったり、コンパクトな家具なのに機能的に出来ています。置くだけでも映える家具で、生産数的にも多くない珍しい家具です。
また、変わり種なのは背広(スーツ)の国でもあるイギリスで、ハンガーとカフスボタンやタイピンを置く収納があったり、パンツをかけて置くことができる、まさに紳士の方のために作られた家具もあります(KW131)。
イギリスの家具は貴族の文化があるためそれぞれの用途に合わせて作られていて、その当時の職人が腕によりをかけて作っている芸術作品のようで、家具としても質も材質も上質で年代が古いだけではない魅力があります。
身だしなみを整えるために作られた家具があるだけでも驚きですが、どの家具もデザイン性が高く、置くだけで映えるのでとてもおすすめです。ご自宅でのご使用はもちろん、ショップ什器としてのご使用もおすすめです。
□勝どきウェアハウス
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