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様々なデザイン【ベントウッドチェア】

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今回の入荷でさまざまなデザインのベントウッドチェアが入荷してきました。ベントウッドチェアとは蒸気で柔らかくした木材を型にはめて曲げ木加工されたチェアで美しい曲線デザインを楽しむことができます。片手で持ちあげられるほど軽く、持ち運びにも便利です。ベントウッドチェアは座面や背もたれのデザインの種類も多くお気に入りの一点を見つけるのも楽しいです。では、どんなデザインのチェアが入荷したのかご紹介していきます。

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ベントウッドチェアの代表格のデザインです。背もたれのデザインがバンブータイプです。座面は丸く、全体的に小さな印象です。アンティーク初心者の方にも取り入れやすいです(KW156a・b)。

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続いてこちらのデザインもよく見る背もたれのデザインがツーバータイプです(KW168a・b)。

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上記でご紹介したこちらもツーバータイプですが、越智らは色が少し薄く、座面の形やエンボス加工のデザインが異なっています(KW155a・b)。

 

上記3つの座面の違いを確認してみましょう。エンボス加工(型押し)のデザインも様々で、使用された頻度によってエンボスの陰影も様々です。ぜひ座面もじっくりご覧ください。

KW156

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KW168

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KW155

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通常の食卓椅子としてのご使用は問題なく使用していただけますが、何か1点だけ荷重がかかる際(上にある何かを取ろうと座面に片足で乗る)など、ベニヤ板で出来ているので調度的にそこまで強くないというデメリットもあります。けれど、そんな場合も座面を布張りに変更してさらに長くご使用いただくこともできます。↓

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背もたれのデザインがユーバック(アルファベットの「U」の字を丁度逆さにした形を持つため)で、座面を支える補強とデザインのためについています(KW157)。

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背もたれがパネルタイプで、座面の形は四角タイプの少し珍しいデザインです(KW169)。

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最後にご紹介するのがアーム付のチェアで、ゆったり座ることができるのでとても人気です。こちらの椅子はベントウッドを初めて作ったとされるTHONET社製の椅子です(KW187g)。

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THONET(トーネット)だけでなく、MUDUS(ムンドス)などオーストリアやポーランドなど様々な地域で作られていました。

というのも、ベントウッドチェアは全てパーツに分かれるノックダウン製法で作られているため輸送コストが抑えられたなど様々な理由によりイギリスだけでなくヨーロッパ諸国に流通していました。現代の家具にも見られるこの製法は、その当時とても画期的だったのではないでしょうか。

 

ぜひ種類の多いこの機会にお気に入りの1脚を探してみてください。

今回ご紹介した以外にもまだ他のデザインのベントウッドチェアもあります。ぜひお近くにいらした際はご来店下さい。

 

 

□勝どきウェアハウス 
中央区勝どき5-11-8 TEL:03-6220-1201 

営業時間11:00-19:00
E-mail : antique@pennywise.co.jp

勝どき店までの道案内はこちらから。

 

 

 

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