様々なデザインのKitchen chair
キッチンチェアとは、1930年代のイギリスの一般家庭や農家(ファームハウス)でよく使用されていたチェアです。キッチンチェアと呼ばれる椅子でもよく見ると少しずつデザインが異なっていて、背もたれの傾き方や座刳りがされていたり、座面のサイズなど実用部分の違いと背もたれや背柱、脚などデザイン性も少しずつ違いがあります。
今回は今在庫のあるキッチンチェアのそれぞれの特徴をご紹介したいと思います。
イギリスのスタンダードなデザインといえばこちら(例に出しているのはKW89a)。イギリスの家具を取り扱っている家具屋さんでは目にすることも多いと思います。全体的にコンパクトです。
別名スラットバックチェアと呼ばれ、少し背もたれがたおれたデザインで食卓でもゆったり座ることができます。例に出している椅子(KW90a)はさらに珍しいデザインで、脚が通常のものよりしっかりして太く、重量もあります。
別名ペニーチェアと呼ばれ、座面がまん丸でイギリスの1ペニーからとっているそうです。背もたれの背柱(背束)が華奢なデザインなのが特徴です。例に出している椅子(KV282)。
弊社で仕入れる椅子は座面が1枚板のことが多いですがこちらは4~5cmほどの木を組み合わせて作られています。
曲木の技法で作られたフープバックのデザインは、古くはウインザーチェアから作られていて、その派生で作られた椅子です。シンプルなデザインなので他の家具にも馴染みやすくおすすめです(KW98a)。人気のアーコールチェアでも同じようなデザインの椅子があります。
別名スクロールチェアと呼ばれ、背もたれに特徴的なデザインが入っています。こちらのデザインはただいま客数がまとまって入っていますが、通常はあまり在庫があるものではないので気になる方はお早めに!。例に出している椅子です(KW119d)。
最後にご紹介するのは、とても珍しいデザインのキッチンチェアです。センターの背柱には星のようなデザインが入っています。この部分が車輪のようになっているチェアはホイールバックチェアと呼ばれています。例に出したチェア(KV274)
様々なデザインのキッチンチェアをご紹介しましたが、気になるチェアはありましたでしょうか?その他まだまだご紹介できていないチェアも多数ありますのでぜひこちらからご覧ください。
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